バルトレックスの効果作用と副作用

メガネをかける男性

ヘルペスウイルスに感染すると、口唇や性器周辺などの皮膚や粘膜に水ぶくれが出来るのが特徴で、ピリピリした痛みや痒みなどが見られるため、不快な症状で悩んでいる人が少なくありません。
小さなお子様も水ぼうそうや単純疱疹に罹りやすいですし、体の免疫力が低下すると帯状疱疹などの病気に罹ることもあります。
ヘルペスウイルスが原因の病気が疑われる場合は、皮膚科や内科を受診して診察を受けて下さい。
皮膚科や内科の医師は、病気が診断されるとバルトレックスを処方してくれます。

バルトレックスはバラシクロビルが主成分になっている抗ウイルス剤です。
一回に一錠を一日に2、3回程度服用をすることで、ウイルスの増殖を抑え、有効成分のバラシクロビルの働きで、痒みや痛みを緩和する働きがあります。
バルトレックスの飲み方は、一日に決められた分量をたっぷりの水で服用すると良いでしょう。

比較的副作用が少なく、安全性の高い医薬品ですが、人によっては下痢や軟便、胃腸障害、頭痛や眠気などの症状が見られる場合があります。
気になる症状が見られる場合は、医師に相談して下さい。
妊娠中や授乳中の人は普段よりも体がデリケートになっているため、念のために服用をしないほうが良いでしょう。
バルトレックスは飲み合わせが悪い医薬品があるので、持病があり薬を服用している人は、必ず医師に伝えて下さい。

単純疱疹や口唇ヘルペス、帯状疱疹などの病気の種類によって、服用する回数が違ってくるので、必ず決められた分量を守ることが大事です。
バルトレックスは優れた効果のある医薬品なので、5日ぐらい続けていると皮膚や粘膜の状態が良くなってきます。

ヘルペスウイルスは体内に潜伏をしているので、体の免疫力が低下している時は再発しやすいです。
医療機関ではバルトレックスの効果や、副作用をきちんと説明してくれるので安心して服用ができます。
バルトレックスは先発医薬品なので、お値段はやや高めです。

バルトレックスの副作用と使用できない人

ヘルペスの治療薬として使われるバルトレックス。
その有効成分バラシクロビルは、肝臓でアシクロビルに変換された後、血流にのって全身に運ばれます。
やがて効果を失ったアシクロビルは腎臓に運ばれ、尿と一緒に排出されます。
この過程で様々な副作用が生じることがあります。

まずバルトレックスの副作用としてよく見られるのが、下痢・吐き気などの胃腸症状、発疹などの皮膚症状、めまい、眠気、頭痛などです。
特に胃腸症状は、飲み方が間違っていると現れやすいです。医師に指示された飲み方を守ることが大切です。

ただし発疹が全身に見られる、顔や身体が腫れる、息苦しいなどの症状が現れた場合は、薬が体に合わず、アナフィラキシーショックを起こしている恐れがあります。
この場合はすぐに服用を中止し、医師に相談するようにしましょう。

またバルトレックスを服用する際、注意したいのが肝臓・腎臓の機能が低下している場合です。
バラシクロビルは肝臓で変換され、最終的に腎臓を通って体外に排出されます。
その過程で、肝臓や腎臓には強い負荷がかかります。
もともと肝臓や腎臓が弱い方の場合、強い負荷がかかることで肝機能障害、腎機能障害を引き起こす恐れがあります。
もし茶色い尿や白目が黄色くなる場合は肝機能障害、尿が少ない場合やむくみがある場合は腎機能障害が疑われるため、注意が必要です。

高齢者の場合加齢とともに肝機能・腎機能が低下してくるため、特に注意が必要です。
また高齢者の場合、薬が全身に回る過程で、精神神経症状が現れることがあります。
そのため高齢者の場合は、特に服用に注意が必要になります。

また副作用は薬の飲み合わせによっても生じます。
痛風に使われるプロベネシドと胃の薬のシメチジンは、アシクロビルの分泌量を低下させてしまいます。
免疫抑制薬のモフェチルと喘息薬のテオフィリンは互いの薬の効果を強めてしまう恐れがあります。
なのでこれらの薬を服用している場合は、事前に医師に相談しましょう。